40代高卒者がIT転職に成功するためのデザインスキル【!important】

programming

こんにちは、フローです。

今回は、CSSで使う”!important”の事を書いていきたいと思います。

前回の記事はこちらです。

CSSの!importantとは

CSSの!importantルールは、

スタイルの優先度を強制的に上げるために使用されます。

!importantが付加されたスタイルは、他のスタイルよりも優先されます。

しかし、一種の”力技”であり、

通常のスタイルのカスケードや特異性による優先度の決定を無視するため、

適切に使用しないと予期しない結果や、

後からスタイルを調整する際の難易度を増す可能性があります。

基本的な使用方法は以下の通りです

p {
  color: blue !important;
}

この例では、<p>タグ内のテキスト色が、

どのような他のスタイルが適用されていても、

!importantがあるために必ず青色になります。

しかし、!importantが複数存在する場合はどうでしょうか?

以下に例を示します

p {
  color: blue !important;
}

p {
  color: red !important;
}

この場合、

後に定義されたスタイル(ここでは赤色)が適用されます。

つまり、!importantが複数存在する場合でも、

CSSの基本的な原則である「後に記述されたルールが優先される」が適用されます。

さらに、

スタイルが直接要素に適用されている場合は、

そのスタイルが!importantであっても、

直接適用されたスタイルが優先されます。

以下に例を示します

p {
  color: blue !important;
}
<p style="color: red;">This is a paragraph.</p>

この例では、

<p>タグ内のテキスト色は赤になります。

これは、直接要素に適用されたスタイルが、

他の場所で定義された!importantスタイルよりも優先されるからです。

このように、

!importantは一時的なスタイルの修正や、

特定のスタイルを強制する場合に便利ですが、

それが多用されるとコードが複雑化し、予期しない結果を招く可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

以上が、CSSの!importantの使い方でした。

ここぞと言う時にだけ使う要素なので多様は禁物です。

試しに全部”!important”にして遊んで見るのもいいか知れません笑

レッツチャレンジ!