こんにちは、フローです。
今回は、JavaScriptの非常に便利な機能の一つである、
querySelectorAll()
について説明します。
この機能は非常にパワフルで、HTMLの要素を取得するのに役立ちます。
querySelectorAll()とは
JavaScriptにはquerySelectorAll()
という便利なメソッドがあります。
これは、
CSSセレクタにマッチするすべての要素をHTMLのドキュメントから取り出すために使います。
つまり、特定のクラスやIDを持つ要素を一気に取得するのに役立ちます。
どんな時に使うのか
HTMLの要素を操作する際、
例えば、特定のクラス名を持つすべての要素の色を変える、
あるいは、特定のタグのテキストを一斉に変更するなどのケースで使います。
また、特定の要素のグループに対して同じ操作を行いたいときにも便利です。
パターン3つ
それでは具体的な使用例を見てみましょう。
以下に、
querySelectorAll()
の三つの基本的な使用パターンを示します。
クラス名で要素を取得
let elements = document.querySelectorAll(".myClass");
このコードは、myClass
というクラス名を持つすべての要素を取得します。
タグ名で要素を取得
let elements = document.querySelectorAll("p");
このコードは、p
というタグを持つすべての要素(つまり、すべての段落)を取得します。
複数のクラス名・タグ名で要素を取得
let elements = document.querySelectorAll(".myClass, p, #myId");
このコードは、myClass
というクラス名を持つ要素、p
タグの要素、そしてmyId
というIDを持つ要素をすべて取得します。
querySelectorAll()の注意点
しかし、querySelectorAll()
には注意が必要です。
それは、
返されるのは「ノードリスト」であるという点です。
これは配列に似ていますが、配列のすべてのメソッドが使えるわけではありません。
例えば、
pop()
やpush()
のような配列のメソッドはノードリストでは使えません。
これは初学者にとって混乱を招きやすい点です。
let elements = document.querySelectorAll("p");
elements.push("new element"); // これはエラーになる
まとめ
JavaScriptのquerySelectorAll()
はHTML要素を取得するための非常に強力なツールです。
しかし、返される結果がノードリストであるため、
配列と同じようには扱えない点に注意が必要です。
それぞれのパターンを理解し、
自分のコードの中で活用することで、
より効率的にコーディングを行えるようになるでしょう。
プログラミングの世界は広大で深淵ですが、一つずつ理解を深めていくことが大切です。
皆さんのプログラミング学習、そして転職活動が成功することを心から応援しています。
次回もお楽しみに
レッツチャレンジ!
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