こんにちは、フローです。
今回は、JavaScriptの学習を進める中で遭遇するであろう重要なメソッド、
replaceChild()について解説していきます。
複雑なように感じるかもしれませんが、一緒に落ち着いて見ていきましょう。
replaceChild()とは
JavaScriptのreplaceChild()は、特定の子要素を新しい要素で置き換えるためのメソッドです。
つまり、
HTML要素を別の要素で動的に書き換えるために使います。
どんな時に使うのか
replaceChild()は、Webページ上の特定の要素を他の要素で置き換える必要があるときに使います。
例えば、
リストの特定のアイテムを別のアイテムに変更したり、
ある段落を新しい段落で置き換えたりするときなどです。
パターン3つ
それでは具体的な使用例を見てみましょう。
リストアイテムを置き換え
let newLi = document.createElement("li");
newLi.textContent = "新しいアイテム";
let ul = document.querySelector("ul");
let oldLi = document.querySelector("li");
ul.replaceChild(newLi, oldLi);
このコードでは、
まず新しいリストアイテムを作り、
そのテキストを”新しいアイテム”に設定します。
次に、既存のリストアイテムを新しいアイテムで置き換えます。
段落を置き換え
let newP = document.createElement("p");
newP.textContent = "これは新しい段落です。";
let div = document.querySelector("div");
let oldP = document.querySelector("p");
div.replaceChild(newP, oldP);
この例では、新しい段落を作り、
そのテキストを”これは新しい段落です。”に設定します。
そして、既存の段落を新しい段落で置き換えます。
画像を置き換え
let newImg = document.createElement("img");
newImg.src = "new_image.jpg";
let div = document.querySelector("div");
let oldImg = document.querySelector("img");
div.replaceChild(newImg, oldImg);
ここでは、新しい画像を作り、
そのsrcを”new_image.jpg”に設定します。
そして、既存の画像を新しい画像で置き換えます。
replaceChild()の注意点
ただし、replaceChild()を使う際には注意点があります。
それは、
置き換える要素が親要素の子であること、
そして新しい要素が既にDOMに存在しないことです。
これらの規則を無視すると、エラーが発生します。
let div = document.createElement("div");
let p1 = document.querySelector("#p1");
let p2 = document.querySelector("#p2");
p1.replaceChild(div, p2); // これはエラーになる
このコードはエラーを出します。
p2要素がp1の子要素でないにもかかわらず、
p1からp2を置き換えようとしているからです。
まとめ
JavaScriptのreplaceChild()メソッドは、HTML要素を動的に置き換えるための強力なツールです。
ただし、どの要素を置き換えるのか、新しい要素が既にDOMに存在していないかという点には注意が必要です。
皆さんの学習の一助になったことを願っています。
コーディングは一歩ずつ進むことが重要です。
間違いを恐れず、どんどん挑戦してみてください。
皆さんの成功を心から応援しています。
次回もお楽しみに。
レッツチャレンジ！
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