こんにちは、フローです。
今回は、CSSのborder要素について書いていきたいと思います。
borderも必ずと言っていいほど使われる要素なので覚えておきましょう。
前回の記事はこちらです。
borderとは
Webデザインにおいて非常に一般的な要素です。
borderは、HTML要素の周りに線や枠線を描画するために使用されるCSSプロパティです。
様々な使い方があり、borderの概要といくつかの一般的な使い方を説明します。
borderの基本構文
以下の3つのサブプロパティを組み合わせて使用します。
border-width
枠線の太さを指定します。
border-style
枠線のスタイルを指定します。
例: solid(実線), dashed(破線), dotted(点線)など。
border-color
枠線の色を指定します。
これらのサブプロパティを組み合わせた例
border: 2px solid #ff0000;
個別の辺に対してborderを指定
個別の辺に対して異なるborderを設定したい場合、以下のプロパティを使用します。
・top
・right
・bottom
・left
これらのプロパティを使用した例:
border-top: 2px solid #ff0000;
border-bottom: 4px dashed #00ff00;
border-radiusで角丸を作成
要素の角を丸めることができます。値を増やすほど、角が丸くなります。
border-radius: 10px;
複数の値を指定して角丸をカスタマイズ
複数の値を指定することで、異なる半径を持つ角丸を作成できます。
border-radius: 10px 20px 30px 40px;
これらの使い方を組み合わせることで、
様々なデザインを作成することができます。
borderプロパティは、Webデザインにおいて要素を区切ったり、
強調したりするために非常に便利です。
borderを使った例
まずは記述例をみていきましょう。
HTML
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>
<body>
<div class="box">Box 1</div>
<div class="box2">Box 2</div>
<div class="rounded-box">Box 3</div>
<div class="custom-rounded-box">Box 4</div>
</body>
</html>
CSS
.box {
border: 2px solid #ff0000;
width: 100px;
height: 100px;
margin-bottom: 20px;
}
.box2 {
border-top: 2px solid #ff0000;
border-bottom: 4px dashed #00ff00;
width: 100px;
height: 100px;
margin-bottom: 20px;
}
.rounded-box {
border: 2px solid #ff0000;
border-radius: 10px;
width: 100px;
height: 100px;
margin-bottom: 20px;
}
.custom-rounded-box {
border: 2px solid #ff0000;
border-radius: 10px 20px 30px 40px;
width: 100px;
height: 100px;
}
上記のHTMLでは、4つの異なるデザインのボックスを作成しています。それぞれのボックスには、上記で説明したCSSのborderプロパティが適用されています。
Box 1: シンプルな実線の枠線が付いたボックス
Box 2: 上部に実線の枠線、下部に破線の枠線が付いたボックス
Box 3: 角丸の実線の枠線が付いたボックス
Box 4: カスタマイズされた角丸の実線の枠線が付いたボックス
CSSの詳しい説明
.box {
HTML要素に適用するためのクラスセレクターです。このセレクターによって、クラス名が”box”の要素に対してスタイルが適用されます。
border: 2px solid #ff0000;
周囲に太さ2ピクセル、実線スタイル、赤色(#ff0000)の枠線を描画します。
width: 100px;
幅を100ピクセルに設定します。
height: 100px;
高さを100ピクセルに設定します。
margin-bottom: 20px;
下部に外側の余白(マージン)を20ピクセル設定します。
}
.boxセレクターのスタイルルールの終了を示します。
.box2 {
クラス名が”box2″の要素に対してスタイルを適用するためのクラスセレクターです。
border-top: 2px solid #ff0000;
上部に太さ2ピクセル、実線スタイル、赤色(#ff0000)の枠線を描画します。
border-bottom: 4px dashed #00ff00;
下部に太さ4ピクセル、破線スタイル、緑色(#00ff00)の枠線を描画します。
width: 100px;
幅を100ピクセルに設定します。
height: 100px;
高さを100ピクセルに設定します。
margin-bottom: 20px;
下部に外側の余白(マージン)を20ピクセル設定します。
}
.box2セレクターのスタイルルールの終了を示します。
.rounded-box {
クラス名が”rounded-box”の要素に対してスタイルを適用するためのクラスセレクターです。
border: 2px solid #ff0000;
周囲に太さ2ピクセル、実線スタイル、赤色(#ff0000)の枠線を描画します。
border-radius: 10px;
角を丸めるための半径を10ピクセルに設定します。これにより、要素の角が丸くなります。
width: 100px;
幅を100ピクセルに設定します。
height: 100px;
高さを100ピクセルに設定します。
margin-bottom: 20px;
下部に外側の余白(マージン)を20ピクセル設定します。
}
.rounded-boxセレクターのスタイルルールの終了を示します。
.custom-rounded-box {
クラス名が”custom-rounded-box”の要素に対してスタイルを適用するためのクラスセレクターです。
border: 2px solid #ff0000;
周囲に太さ2ピクセル、実線スタイル、赤色(#ff0000)の枠線を描画します。
border-radius: 10px 20px 30px 40px;
角を丸めるための半径を、左上が10ピクセル、右上が20ピクセル、右下が30ピクセル、左下が40ピクセルに設定します。これにより、要素の角が異なる半径で丸くなります。
width: 100px;
幅を100ピクセルに設定します。
height: 100px;
高さを100ピクセルに設定します。
}
.custom-rounded-boxセレクターのスタイルルールの終了を示します。
上記のCSSは、
それぞれのクラスセレクター(.box, .box2, .rounded-box, .custom-rounded-box)
に対して、
異なる枠線や角丸の設定を行っています。
HTML要素にこれらのクラスを適用することで、
枠線や角丸のデザインが反映されます。
まとめ
以上がborderの基本的な使い方の例です。
よく使う要素なので、色々試して遊んでみて下さい。
レッツチャレンジ!
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