こんにちは、フローです。
今回は、position要素を使ったパララックスデザインの例を、書いて行きたいと思います。
このパララックスも、よくWEBデザインで使われるので、覚え使えるようになりましょう。
前回の記事はこちらです。
パララックスとは
パララックスデザインは、
ウェブデザインにおいて背景画像や要素が異なる速度でスクロールされることで、
立体感や深みを演出するデザイン手法です。
通常、前景の要素(テキストや画像など)が速く動き、
背景の要素が遅く動くことで、
視差効果(parallax effect)が生まれます。
これにより、ユーザーに印象的で魅力的な体験を提供することができます。
パララックスデザインは、主に以下のような方法で実装されます。
・CSSのbackground-attachmentプロパティを使って、
背景画像を固定(fixed)またはスクロール(scroll)させる方法。
・JavaScriptやCSSのtransformプロパティを使って、
要素の位置や速度を動的に制御する方法。
パララックスデザインは、
ウェブサイトのストーリーテリングやビジュアルデザインを強化し、
ユーザーエンゲージメントを高める効果があります。
ただし、パフォーマンスやアクセシビリティへの影響も考慮する必要があるため、
適切なバランスを見つけることが重要です。
HTML
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Parallax Design Sample</title>
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>
<body>
<div class="parallax-container">
<div class="content">
<h1>パララックス<br>デザインサンプル</h1>
<p>テキストは固定され、スクロールすると色が出てくる効果が見られます。</p>
</div>
<div class="parallax-section bg-transparent"></div>
<div class="parallax-section bg-green"></div>
<div class="parallax-section bg-yellow"></div>
</div>
</body>
</html>
CSS
* {
margin: 0;
padding: 0;
box-sizing: border-box;
}
html, body {
height: 100%;
}
.parallax-container {
position: relative;
height: 300%;
}
.content {
position: fixed;
top: 50%;
left: 50%;
transform: translate(-50%, -50%);
text-align: center;
z-index: 1;
}
.parallax-section {
position: absolute;
width: 100%;
height: 100%;
}
.bg-transparent {
top: 0;
background-color: transparent;
}
.bg-green {
background-color: #32CD32;
top: 100%;
}
.bg-yellow {
background-color: #FFD700;
top: 200%;
}
@media (max-width: 768px) {
.content {
font-size: 14px;
}
.content h1 {
font-size: 24px;
}
}
この例では、
最初のセクションの背景色を透明に設定し、
top: 0;を追加しています。
これにより、ページが読み込まれたときにテキストが表示されます。
.contentクラスにz-index: 1;を設定して、
テキストが前面に表示されるようにしています。
スクロールすると、
固定されたテキストの上にグリーンとイエローの色がパララックスで出てきます。
このようなパララックスデザインを使用することで、
ウェブページに立体感や深みを与え、ユーザーに印象的な体験を提供することができます。
まとめ
以上がパララックスデザインの簡単な例になります。
もっと面白いデザインも沢山あるので、色々なサイトを見て勉強してみて下さい。
レッツチャレンジ!
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